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流れ旅日記6 窪川~高知

木曜日, 8月 30th, 2007

5日目
とりあえず朝ご飯。
美人女将の作るご飯は、シンプルだがどれもおいしかった。
しめじ卵とじなど、味付けがどれも優しい。

しっかり食って四万十川へ。
昼まで荷物を預かってもらえないかと頼むと、快く快諾してくれる。
相変わらず痛い足を引きずり、タクシーに乗る。
近くの沈下橋まで…と頼むと、ちょっと不思議そうにされる。いえいえ、キャンプ場とかでなく、ただの沈下橋でよいのです。
石垣島の海でも同様の話を聞いたが、この辺りの子供は川では泳がず、学校のプールで泳ぐそうだ。川を随分怖がるらしい。しかしこれはある意味正解で、死ぬのは大抵がどこかから遊びに来るよそ者の子供だ。
しかも親の監視下にない、毎日の水遊びの事だと考えると、この辺りの大人が川遊びを止めるのも当然のことだろう。
今年も何人か、旅行者の子供が死んだらしい。

目の前に四万十の河は延びているものの…目的の沈下橋は随分遠い。3000円程かけて、ようやく目的の橋へ。
何もない。
草むらの中の広い河に、柵のない簡素な石橋が渡してあるだけだ。
だがそれがいい。
東京から思い焦がれていたとおりの、素朴で、雄大な眺めであった。
思えば、この場所に来るために東京から遠路はるばる長い旅路を渡り歩いてきたのだ。
まさに、感・無・量☆である。

ウソ。
nagaはそんな感じだったらしいが、俺の目的はあくまでカツオと酒とできればタカコみたいな綺麗なおねいちゃんとのほんわかとした出会いであり、本当は河なんぞどうでも良かった。
…どうでも良かったのだが、そんな俺ですら旅の目標を変更せざるを得ない、素晴らしい河っぷりだったという事だ。
サイズも程々で場所によって表情ががらりと変わる、理想的な日本の川といった風情でありましたよ。

で、当然オヤジ子供である二人が、腰に手を当てて雄大な眺めをひとしきり眺めて帰る…などと大人しくしているはずが無く、子供も赤面するはしゃぎっぷりで泳ぎまくる。
沈下橋からダイナミックに飛び込み、橋からぶら下がっているロープにしがみつき、川底に100円発見と聞いては延々と潜って探し続け、まあとにかく童心に返って遊びたおした。
おっさん二人きりで。
相当変態的だとは自覚している。
年寄りには厳しい水の冷たさだったが、かねてからの猛暑で、比較的楽に泳ぎ続ける事ができた。
途中、おばあちゃんと小さい孫が散歩で橋を渡りに来ていたが、おっさん二人が車も無しに泳いでいるのが相当奇妙だったのだろうな~。しばらく孫と二人で眺めていたよ。

そんなこんなでひとしきり遊び、しばらく歩くと酒屋を発見したので風呂ならぬ川上がりの冷酒を一気飲み。旨かった。しばらくして酒が効いてくるまでのタイムラグが良い。
道なりにタクシーと合流し、宿へ戻る。

溌剌とした笑顔の、少女的な美人の方が玄関先でお出迎え。
昨日同様、小さい2足歩行も後ろをちょこちょこ付いてくる。
そして、さらに、でかい2足歩行も出てきた。
朴訥とした、日に焼けてがっしりとした体つきの、やはり飛び切り笑顔の気持ちいい青年だった。ハンサム。
ああなるほどね…

窪川くんだりまで子供みたいな川遊びをしに来るおっさん二人組がいれば、同い年くらいで、田舎で綺麗な奥さんをもらって、かわいい子供も儲け、一生懸命家庭を守っている青年もいるわけだ。
同い年くらいと書きながら呼称が変わるのも、いかんともしがたい。客観的事実だからな。
別にうらやましくはないが(本当だ)、人生には色々あるなあと思いました。

何にせよ本当に理想的な美男美女カップルに見えました。
どーでもいいですよー…
高知へ。

高知へ着くと、さらに気温と日差しがヒートアップしていた。
駅近のホテルは大変清潔で整備されたもので、さすがnagaの会社の息のかかった設備!という感じがした。
かなり俺は疲れを感じていたが、実質最終日(翌日東京帰る)という事もあり、全生命力を振り絞って街を歩く事にする。
nagaがスパゲティを食べたいらしく、街をうろつきながら探す。結局高知まで来て「何たらTOKYO」とかいうトーキョーをウリにした喫茶店に入る。
ウエイターの子供は完全に夏休み高校生の小遣い稼ぎでどうしようもなかったが、スパゲティーはスープやデザートも含めて大変おいしかった。
食い物屋が集まったひろめ市場へ向かい、10年の月日を感じる。随分ボロくなっていた。
前に来た時はこの場所で素敵な出会いなんかもあったなあ…
当然あの子はいなかった。
10年越しに会いたくもないけどな。色んな意味で。
それからお隣の高知城へ。
俺は山内一豊について殆ど知識が無いにも関わらず適当に、しかし強行に自説を披露してしまい、随分重度の自己嫌悪に陥る。ホント、きちんと調べていない事は喋るもんじゃない。
反省は、これからの仕事で活かそう。
ついでに体力メーターは完全に0になり、ちょっと再起不能気味。一度宿に戻る事を提案。

帰り際、以前高知に来た際に遊んだ通りに出くわし懐かしくなる。本屋で任侠沈没第2巻発見。ウキウキする。
日本3大ガッカリ名所と呼ばれるはりまや橋をこれまた10年ぶりに渡り、宿へ戻る。

ちょっと長くなりすぎたので、やはりもう1回続く。

流れ旅日記5 高松~窪川

水曜日, 8月 29th, 2007

4日目
とにかく寝苦しい宿を一度出て、朝うどんを食う。
香川の人々は朝飯をうどん屋で済ますので、早朝からうどん屋が開いている。
nagaのガイドに従い入った一軒目のうどん屋は、奇しくも10年前にタクシーに聞いて入った店だった。有名な完全セルフの店。
で、大変旨かった。
勢いに乗って、もう一軒。
1玉ずつとはいえ、さすがに満腹になる。
一度宿に戻って荷物を取り、鬼ヶ島へ。
高校野球が熱かった。

瀬戸内はかなり水が濁っていた。
汚いというのではなく、何か生命のスープというか、微生物とかのせいで透明度が低い印象。
鬼ヶ島は、古い民家があるものの、人が住んでいるとは思えないような何とも言えない風情だった。
仕事なり学校なり、大体香川に出かけてしまうのだろうなー。近いし。
ビーチには海の家が並んでおり、客引きがなかなかしつこい。
枡席一日3000円。高いので荷物は放置する。
nagaは浮島でずっと寝ているので、一人でごそごそ泳ぐ。
なかなか素敵なリゾート気分だが、本当に見通しが悪いので今にも鮫が出てこないかと常時不穏な感覚が残る。
大人なので程々に泳いで港へ戻る。
港に併設されたちょっと大きめな売店に鬼資料館(有料)があり、nagaは「ウヒョ~」というような勢いで入っていく。
俺はおっさんなのでビールを飲む。
えらく無愛想なオバハンがネギを刻んでいたが、なんとか意思疎通をして皿をもらい、おでんを食う。随分濃いタレで、汁を飲めないタイプの提供方法だが、これが絶品な味だった。
みんな、鬼ヶ島に行ったらおでんを食おう。

船で高松に戻り、ここから電車で四万十上流の窪川へ。
四国は周遊切符を色々と企画しているようで、駅員のお姉さんに相談したら随分と交通費が安くなった。
みんな、四国に行ったら駅のお姉さんに相談しよう。
弁当を買い、やれやれと食った後はぐっすり眠る。
本当はここで、お互いに相手に読ませるための文庫本を交換したのだが、まあとりあえず眠る。先は長い。
俺は東直己「ススキノハーフボイルド」
nagaは村上龍「希望の国のエクソダス」
目覚めたら…痛風が発生していました。足の裏に来た。
以後、ゾンビのように歩かざるを得なくなる。
とはいえ慣れた痛みだ。慣れたくないけど。

ゾンビのように窪川着。
位置関係を把握するために、駅前のたこ焼き屋で調べたユースホステルの場所を聞く。
ここのたこ焼きが大変旨くて上機嫌。痛風はどうした。
nagaは商売やってるのかどうか分からない洋菓子屋で、大量にうずたかく積まれたシュークリームを買う。旨かったらしい。
昔の、懐かしい旨さらしく、俺のたこ焼きと同様の感想。
別にたこ焼きを揚げる必要は無いと思います。
ユースホステルは当分満室らしく、途方に暮れる。
一軒の宿に声をかけるも、鍵はかかってないが人の気配がない。
もう少し歩いて目についた、まるか旅館へ。
nagaは翌日の四万十へのアクセスを気にして随分慎重に宿を決めようとしているが、俺は素晴らしい眼力でこの宿の掃除の行き届いた様子に惚れ込み、とにかくここに泊まろうと決意する。うそ。出てきたお姉ちゃんのかわいらしさに一目惚れして、ここに泊まろうと決意する。
ともあれ、この宿の掃除が素晴らしいのは確かで、随分古い宿であるにもかかわらず、塵一つ無いような徹底した掃除が行き届いている。田舎の風さらしの、家族経営の宿としては驚異的な事だ。
出てきたお姉ちゃんが女将を呼んできて、泊めて頂ける事になった。どうも親子らしいが、女将も美人だ。
多分、徹底的に掃除をしているのはこちらの美人だろう。
若い方の美人は溌剌としていて、なんだか少女のような笑顔を見せるが、どうもさっきから、「おかあさーん」と後を追いかける2足歩行の小さい生き物がちらちらと目の端をやかましく駆け回っている。
何かの間違いだろうと、気にしない事にする。

部屋も大変掃除が行き届いており、一息ついてから窪川の探検へ出る。晩飯はどちらでもいいらしいので、探検マップをもらい、外で済ませる事にする。
大変モダンな(この場合逆に古いという意)メイドがいるという、喫茶店へ(また名前忘れた)
もの凄くぼろい。
そして、天井が低い。
そして、変なニオイがする。
そして、普通のおばあちゃんが一人きりでワイドショーを見ていた。
そして、クタクタになったソファーに座る。
そして、俺はなるべく安全そうなコーラを頼み、nagaは果敢にもアイスコーヒーを注文した。

アイスコーヒーと聞いたおばあちゃんは、おもむろにコッフェルに火をかけるストーブのような器具(要するに本格的なのだ)で、コーヒーを作り出す。
まあ何だか間も持たないのでワイドショーを肴に世間話やこの辺りの回る順序などを相談。
しばらく待つとコーラやアイスコーヒーが来るので、とりあえず口を付ける。
「このコーヒー、旨い!」とnaga。
本当に感動しており、旨いらしい。
コーラはぬるい。
nagaがコーヒー旨いですねーとおばあちゃんに声をかけると、ようやく薄く店内を覆っていた場の緊張感が薄らぐ。
この感じは、好きだ。
結構会話も弾み、この辺りの見所や居酒屋などを聞く。
見所は予想通り「無い」というものであり、居酒屋は「行った事は無いが…」という注釈付きで幾つか教えてもらえた。
一応行く予定だったお遍路の寺は、普通にお寺らしいので、普通のお寺を見るために店を後にした。
何にせよ、自分一人では決して入らない店だ。
楽しかった。

本当に足が痛くなってきた。
しかし果敢に歩き回る。
寺は門を閉めているわけでは無いが柵が置かれており、文字通り門前払い。本日の営業は全て終了したといったところか。
なかなか腹も減らないので、街で一軒のおもちゃ屋兼ゲームセンターで時間を潰す。
ちょっと若い感じの人々が溜まっている。店長同様、俺たちと同い年くらいの風情。
もう息子とかもいるようで、偉いなあと思いました。
nagaがニュータイプの片鱗を発揮し、やたらと初プレイのガンダムで粘る。あまりに粘りすぎたらしく、ふと気付くと周りの電気や電源が切られていた。
そそくさと店を出る。

さっき紹介された「いろり」という居酒屋へ。暖簾がピリッとしていて好感が持てる。
中は盛況で、カウンターに座る。
二人とも体調はあまり良くないのだが、ウナギ、牛タタキ、焼き鳥その他諸々大変旨い。
楽しく飲む。
少し静かになってきたので店を出る。
他に目星を付けていた店で(怪しかったのだろう)微妙な満席を理由に再び門前払いされた後、カラオケ屋のおばちゃんに誘われたりしながらフラフラと歩き回り(相変わらず足は痛い)居酒屋へ漂着する。
流子と言うものが何なのか聞いてみると、要するにトコブシの事らしい。まだ煮てはおらず、生で置いてある。焼くのもいけるとの事。地味に初めてだったので、焼いてもらう。
随分丁寧に酒をかけながら焼いてくれた。旨い。
さっきのいろりで最後まで残って主人と話していたおっさんも流れてきた。
きっと、窪川の中では安くて素敵なコースだったに違いない。
最後に裏メニューらしい、ラーメンを食べて宿に戻る。
随分とさっぱりしていて、〆には最高だった。
帰り道は酒で感覚が麻痺しており、大して足の痛みを感じなかった。

宿の美人親子を起こさないように部屋へ戻り、ぐっすり眠る。
本当に居心地のいい宿だ。
東京からはちょっと遠すぎるけど。

流れ旅日記4 姫路~高松

木曜日, 8月 23rd, 2007

※nagaへ。店名、宿名等補完してもらえると嬉しいです。

3日目
カプセルの中で起きると、必ず一瞬狼狽する。
グチャグチャの泥酔状態で寝てしまうので、何が何だか分からない。狭い空間は薄暗く、どこにいるかも分からない。
しっかりと意識を覚醒させてから洞穴の中と、自分の躯の状況確認を開始する。
とりあえず軽い二日酔い。鼻が出る。やや風邪を引いているようだ。
後はエロチャンネルのチラシ見てドキマギしたり、マイク型のスピーカーを見つけておおこりゃ便利じゃと感心したりしてから、もうひとっ風呂浴びてサウナを出る。

あまり時間がないので駅弁を買って電車に飛び乗る。
風邪気味の朝から駅弁は重いなあ…
確かおたふく弁当という名前。伝統的な駅弁らしい。
釜飯系の、メシの上に色んな具が乗っている弁当を買ったが、全体的に味が濃かった。穴子や牛肉の佃煮等、材料は結構リッチ。
まーとにかく弁当を食い、瀬戸大橋を渡る。すげー絶景。思わず写メールを取ったら音が響いてヤベッと思ったけど直後に色々なところでカシャカシャ鳴りだしたので、ま、いいかと思い直す。
そういえば10年ほど前、前回来た時もこの景色で四国のイメージが決まったんだよな、と思い出したりする。
実は、日本国内で四国に一番思い入れがあったりする。
それぞれの街はどこも素敵だけど、一番住みたいのは四国だと感じていた。あの後も日本中を色々と渡ったわけで、若い頃の感傷が正しかったのか確認する旅でもある。

橋を渡る辺りから、イントネーションが香川…というか、四国独特のものになる。語尾の音程が上がる。
あー、このイントネーションで、少女に「アリガトゥ」とか言われてキュンとしたりしたなあなどと、細かい記憶がつんつく疼いて楽しい。

高松着。
まずは宿探し…なのだが、非常に暑くて荷物を持ったまま歩き回る気がしない。
観光案内所に直行する。
今日はnagaと落ち合う予定なので、2人で泊まれる駅前の安い宿、という条件で探してもらうと、1軒あるとの事。
予約してもらってそちらの宿に行くと…
ボロい。もうひたすらボロくて、綺麗に維持しようとする努力もなく、愛想もあまりない。
洗面所と書かれた場所を覗くと、以前は風呂場だったらしき場所が封印されており、文字通り洗面台しか使えなくなっている。流した水は下水管を伝うのではなく、床に直接落下する。和式トイレの淵には何だか嫌な感じの物がこびり付いている。
とてつもなく寂しい気分になり、次にここに戻るのは深夜、完全に泥酔してからだと心に決める。
nagaをのんびり待つつもりだったが、こんな薄汚いところに長くいたくないので、そそくさと宿を出る。

そして当てもなく高松の街を散策開始…って、広い!
メチャクチャ広い。
密度のある町並みが、延々と続く。
やっぱ力持ってた城下町は違うなあと感心する。
とりあえずその辺のうどん屋でおろしぶっかけ食べる。旨い。それにしても随分コシがあるなあ…と思って食ってたら「当店は讃岐うどんの中でも堅めなので、柔らかめご希望の方お申し付け下さい」と、張り紙があった。明石屋だったかな?
とにかく探検!という事で、ひたすら歩く。歩きすぎて体調が悪くなっても歩く。
途中、スタバのねーちゃんにフローズンなんとかの試飲を勧められ、たどたどしい説明を聞きながらおいしく頂いたり、本屋のあんちゃんと世間話をしてほんわかしたりしたが、連休明け、仕事始めの町中で、そんなに面白い事が起こるものでもない。
本屋が多いのには好感が持てるが全部同じ店名で、高松を牛耳る一大チェーン店のようだった。
結局一通り街をぐるぐると一周してしまい、退屈してきたところでnagaから連絡。
ようやく合流する。
いきなりnagaは仕事の電話をしながらの再会であった。
うーん、エリートサラリーマン。

とりあえずうどんを食おうと、リサーチ済みのうどん屋へ向かう。名前忘れた。セルフではなく、東京の蕎麦屋のようなしっかりした店構え。
讃岐うどんにしては細麺で、どことなく繊細な味。俺の頼んだ「冷やしたこ天うどん」は、650円とこの辺のうどん屋にしてはやや高いが、これでもか!というくらい大量のたこの天ぷらが入っていて、大変旨かった。
しかし俺はどうも風邪に加えて熱中症気味になっていたらしく、なかなか元気が出ない。どうしたものか…
二人とも腹も満ちてしまい、特に観光スポットも思いつかないので港に向かう。
ここから桃太郎の鬼ヶ島に行けるらしい事がわかり、最終便の1つ前の船に乗ってとんぼ返りの遊覧としゃれ込もうとしたが、船に乗り込んでから島に海水浴場がある事を知り、急遽降りて明日の朝行く事にする。
代わりに、展望台のある高い塔に登る。
凄く高かった。
高松の街が一望でき、壮観。
かなり計画的に町作りがなされている。
自然も多く、地域の豊かな様子が見て取れる。
どの辺りまで細川が牛耳ってるのかなーと、城址を中心にいやらしい目で街を眺める。
このタワーは、高松のシティボーイやギャル御用達の場所らしく、3フロアに渡って夜景が一望できる高級レストランが商売をしていた。
フロア毎に日、中、伊の料理の鉄人(とか有名な人)が仕切っていて、確かに高級なんだけどもの凄く俗っぽくてアホらしくて良かった。
きっとその下の数フロアを牛耳ってるドコモの社員が女をかます為に連れて行くのだろう。
別に僻んではいない。

俗っぽくなく、高尚な趣味のボクちゃん達は妬み嫉みや欲望の渦巻く天界を降り、下界の人々とのふれあいを求めてまた街をふらつく。
しかしいい加減俺は体力の限界であり、ちょっとリセットをかけないと何をする元気も出ない。宿に戻るともっと体調悪くなりそうだし。

という事で、飲み出す前に風呂を提案する。サウナがあったら休憩という事でフラフラしていたら町はずれに出てしまい、サウナの代わりに銭湯発見。
前人未踏の旅先普通の銭湯潜入大作戦を決行する。
番台も含めて爺さまばっかりで、大変ひなびた風情。貸しタオル20円、石けん20円。木戸銭320円。
20年くらい前から時間止まってるんじゃねーのか。
清潔で、湯加減も良い。
白バラ牛乳も飲んで、体力が完全回復した。毒(風邪)も治った。ゲームの宿屋並みの快復力。
さー、どこでも付き合うぜ、nagaよ。

しかし、どうも今日まで市場が休みだったらしく、お目当ての店等開いていない。また随分と迷った挙げ句、適当な割烹料理屋へ突撃。また店名忘れた…○津というような2文字だったんだけど…
客は女1、男1。席が離れているから友達というわけでは無いらしい。板さんと3人で、適度な緊張感で和やかに盛り上がってい…たところに俺たちが入ってきた途端、場が崩れて会話が止まる。おまけに席が、二人の間に割って入る事になる。
これはキツかった。全然俺達は悪くないし、別に周りが俺たちを歓迎していないわけでもないが、とにかく場を崩した。申し訳ない事をした。
ボソボソと、ビール、イカ刺し、カツオタタキ等を注文する。
市場やってないから流して営業していたようで、注文の品もあまり無くて板さんに恐縮され、ますますこちらも恐縮する。
風呂上がりのビールはやはり旨く、カツオも注文をしてからタタキ立ての物を出してくれてすこぶるうまい。イカはエンペラの部分をごく軽く昆布で〆ていたような気がする。
100%のこの店の実力を見たいところだ。
ちょくちょくちょっとした小鉢を出してくれたりして、大変気持ちよいサービス。
何となく場もほぐれてきて、めいめいに板さんや従業員と会話をしているようでホッとする。
俺とnagaは、明日鬼ヶ島に行ける興奮から、日本の昔話の起源についての推理を、何の根拠や資料もない状態で延々と熱心に話し続けた。この不毛さがいい。
ほろ酔いで店を出る。「何もなくて申し訳ありません」と板さん。驚くほど安い会計だった。
小鉢をサービスと考えても、席料も取っていないようだ。
もう一度行きたい。さんざ歩き回ったので、さすがに場所は覚えた。

次にnagaが洋酒が飲みたいと言うので、ショットバーを探す。候補が2,3軒あったが、一番地味そうなワイルドターキーの看板の店に入る。
カウンターにはターキーを含む洋酒が10種類程度しか置いておらず、お姉さんが3人並んでいる。
あ、これはバー型スナックのようなものかな…と、一瞬アレな気分になるが、ま、とにかくバーボンは飲めるわけで、とりあえず腰を落ち着ける。
結果的に、お姉さんがちょっと多めにいて、混んでてもお話し相手に不自由しない、普通のショットバーだった。キープされてるボトルは焼酎が多かったけどな。
多分、洋酒に詳しい客があまりいないのだろう。

主にちょっと常盤貴子似の綺麗なお姉さんが話し相手になってくれたのだが、南国的おおらかさがあって、ちょっと天然っぽい余裕も感じて大変素敵だった。可愛らしい高松弁も存分に堪能できた。やっぱり四国に住みたいと思った。
お姉さんの話では、先ほど行った割烹は知る人ぞ知る、名の通った旨い店らしくて、お姉さん(以下タカコ)もちょくちょく行くらしい。特に煮物等のダシが絶品だそうだ。確かに小鉢で出てきた里芋の炊き方は絶品だった。
他にも、うどん屋でかけうどんのダシをもらって鍋のベースにする等、高松市民のちょっとした知恵なんかも聞けて、大変楽しかった。
そしてここも大変安い勘定だった。

nagaと共にタカコの素晴らしさを賛美しつつフラフラと宿まで戻り、安らかに眠りについた。
起きたら布団に巣くっていたのだろう、虫さされが酷かった。
高松は、宿以外は最高でした。
続く。

流れ旅日記3 姫路~高松

水曜日, 8月 22nd, 2007

5時くらいに姫路駅を降り、姫路城まで一通り街を歩き回る。
荷物を持ったまま夜の盛り場、宿候補などを探し、さらに疲れる。街自体は丁度いい広さで、なかなかまとまっていて歩いていて楽しい。
非常にボロい商売宿、逆にちょっと高級なビジネスホテルはあるが、サウナが見あたらない。
サウナが好きだ。
宿泊場所としては値段が安くて大抵清潔だし、何より風呂が広い。
俺は風呂に入るのが一番のリラックスだと考えるので、できればなるべく、風呂の広い場所に泊まりたい。
一度ロッカーに荷物を入れてしまうと、自分の持ち物を身近から離してしまえるのが良い。支給のガウンにはポケットが無かったりするので、携帯も財布も放り込んで本当に身軽になれる。
温泉旅館と違い、街中にあるのも魅力だ。泥酔した状態でそのまま寝床へ戻る事ができる。

難点といえば
他人の気配が近い/いびきがうるさい/ゴツゴツとした音が響いて何事かと目を覚ますと、無言で馬乗りになった血塗れバーリトゥードが繰り広げられている/何だか良く分からないが警察が誰かを手錠をかけて連れて行く/寝ている時ちんちんを触られる/労働者にひ弱さをネタに酒の肴にされる(以上全て体験談)

等々些細な点が多少あるが、俺は気にならないので本当にサウナは素敵だ。
なぜか人の気配がごそごそしている方が落ち着く質なので、むしろ安眠できる。

まあこういった確固たる信念を持って、俺は一人旅の際はなるべくサウナを探す。

で、実地調査という事で、そういう場所が好きそうな人が多いような気がする古い立ち飲み屋『まいど』に入る。
つまみとチューハイを頼み、忙しそうに立ち働くお姉さんの手が空いた時にサウナを聞くと、どうも分からないという返事。しかし、周りの常連さんに聞き回ってくれる。
結局知っている人がいなかったので、姫路はあまりサウナ文化が浸透していない事が判明。怪我の功名で周りの人達とちょっとお近づきになれて、楽しく呑む。
そろそろ出ようかな…と腰を上げかけた(立ち飲みだけどな)ところで、人懐っこい労働者のおっちゃんが入ってくる。かなりの常連のようだ。再びお姉さんがサウナの事を聞いてくれる。
安い宿ならば紹介できるが、やはりサウナは分からない模様。
とりあえず幾つかのねぐらの目星がついたので、おっちゃんに付き合ってしばらく呑む。世間話や互いの話をするのだが、やたらに気に入られる。
間違えて俺の酒に口を付けて酒を奢ってもらったりもする。調子のいいあんちゃんだ。50位か。元々広島で客引きをやっていて、ツテでこちらに流れ、水管系の工員に転身したらしい。
話半分で聞いていたが、お笑いを目指していた時期もあるらしく、一緒にヨシモト入ろうと誘われ続けた。
そのまま一緒にどっかに流れるような気配がしてくる。別に構わないのだが、俺にとっては宵の口なのでちょっと重い。
丁度良いタイミングで常連夫婦が来る。おっちゃんが店のお姉さんの後を引き継ぎ、サウナの場所を聞いてくれる。
「姫路でサウナッつったらあそこしかないよな!」
「あそこしかない」というのは、むしろあそこが最高というようなニュアンス。
クランクまで細かく表現した実に詳細な地図を書いてもらう。サウナ周辺の飲み屋マップ付きでなお素敵だぜ。
話の流れで今日が自分の誕生日という事を思い出し、3人に祝ってもらう。なかなかこんなバースデイも無いよな。

『まいど』は、店の気安さに気安い連中が集まっている印象。オッちゃんは店でもちょっと困った人のようだけど、店の顔の一部なのだろう。いいな。
うまく引き継ぎもできた感じなので、店を辞去する。
ひねぽん(270円)というつまみがうまかった。
鳥の薫製(カリカリ焼き)におろしあさつき乗せてレモンだれかけまわす。なぜひねぽん?

サウナには荷物だけ置かせてもらえるようなので、お言葉に甘えて再び街へ繰り出す。
サウナの周りは昼間に暗い雰囲気だった一帯で、しかし今はアーケードの街よりも明るくなっていた。盛り場だ。
交差点毎に私設警備員みたいなのが立っている。
ていうかよく見ると本物の警察。ひとつの交差点に四人たっているポイントもある。交通整理も多数。
よっぽど路駐問題が多いのだろうか?

スポーツバーのようなところで隣の客にその辺りの事を聞いてみると、盆は毎年警戒が強いそうだ。旅行者に見えるとしつこく聞かれますよ…なんて脅される。
その後も姫路一帯の盛り場と警官のバランスのような部分の話を聞き、勉強になる。むしろ知っておいた方が安心できるな。
隣のあんちゃんは酔っぱらってきて、取り締まりの話から風俗関係の話に発展していく。「地元の人間なら安心して遊べる場所知ってるけどね…教えとく?」とか、楽しそうに持ちかけてくれるが、あの~、あんたの連れのお姉ちゃん、じっと睨んでるよ。
とりあえずエロイ気分でもないので、その辺りは遠慮して店を出る。
少し通りを外れると、バイオハザードのような、相当スラム感ただよう道が続いていたりする。【空地ビル】【御元気な顔を見せて下さい】などという訳の分からない看板が多く、ちょっと背筋が寒くなる。

ちらっとショットバーで呑んでから、〆にお茶漬けでも食べようと和食風の店に入る。
誰もお客がいなくて一瞬後ずさるが、バイトの女子大生はよく行き届いていてちゃんと会話ができるし、つまみもうまかったのでくつろぐ事ができる。女子大生が帰ってからは、店の親父としみじみ飲む。気持ちのいいチルアウト感。
しばらくして他のお客さんが来たのでお茶漬けを頼んで腰を上げる。
女の子に飲ませたし、天ぷら1800円とか結構高かったのである程度の値段は覚悟したのだが、3000ちょいで店を出た。多分最後の茶漬けとか全部サービスだな…
良い店でした。

歩いていたらさすがに酔っぱらって腰が定まらなくなっていたので、シャッター前にしゃがみ込む。町中で路上に座り込むなんて、何年ぶりの事だろう?気持ちよかった。

サウナに戻り、しつこく水とお湯を繰り返して体の毒を出す。
泥のように眠った。風呂も寝床も清潔で、実に清々しい「サウナハワイ」であった。
翌日、瀬戸内海を越えて2度目の高松に向かう。

流れ旅日記2

火曜日, 8月 21st, 2007

2日目続き

■ゲームと旅の共通点の考察
※以下、前提として名所観光ではなく、町歩きを目的とする旅について書いてあります。

1.TVゲームにおける快感の本質
攻略本を見ながらテレビゲームをプレイすると、詰まる部分もすいすい進めるが、間違いなく記憶に残らない。
さらに、TVと本を見比べながらプレイするのは、実は無駄な時間をかける事とは別のストレスがかかる。
集中力を散漫にし、プレイ自体が『終わらせるための』手段になってしまうのだ。本質的に手段は『目的のための我慢の要素』でしかないので、当然ストレスがたまる。
あくまでゲームの目的は『終わらせる事』ではなく、プレイ中の過程を楽しむ事だ。
表現を変えれば、何かを達成するのではなく『無駄な時間と体力を浪費する事』が、ゲームの楽しみと言える。
ままならない過程を楽しんだ上で、初めてゴールの感動が生まれる。

2.俺の旅の楽しみ方
快適さを、(基本的に無駄な時間と手間がかかる)不自由な環境に求めるのが自分の旅だ。
予約をせずに速やかに宿をとる、飛び込みでうまい店を当てる。そこに快感を感じる。
もちろんガイドブックやネットを参考に旅をする事も出来るが、ガイドブック以上の歓びは見いだせないし、目的地への移動が作業になってしまい、移動自体に快感を感じられなくなってしまう。
これでは物語の先の分かる攻略本付きのゲームをやるのと同じだ。
やはり適度なストレスのかかる試行錯誤を繰り返して本人の力で目標を達成する事で、感動を生む事ができるのだろう。

3.ゲームと旅の共通する快感要素~経験値について
ゲームも旅も、失敗を経験し様々なグロスを取り、経験値を蓄積する事でストレスの量が減り、徐々に同じシステムを容易に解く事ができるようになる。
敵の倒し方然り、ボラれない店の選び方然り。
旅の場合は、実生活に根ざした日常生活で増やす事のできない部分を狙って経験値を積んでいくと、急激な成長が実感できるため楽しい。
ゲームでも、レベルが低い状態で強敵を倒した方が快感が強いでしょ?

ただし経験値の足りない点に関しては、かかるストレスを軽減するために攻略本(ガイドブック)を利用するのも有効だろう。楽しむためには自分に合ったゲームバランスを保つ事が必要だ。

4.実践編~実際のゲームに当てはめて旅を考える
俺は姫路の1泊で、あるレベルのゲームを攻略本を一切利用する事なく、完全にクリアした。

もちろん適当に駅をおりて、何も考えずにのんびりと旅が進む事もあるわけで、決して姫路の一泊が楽々と、すいすい進んだというわけではない。
それではただのヌルゲーだ。
むしろバイオハザード程度にやり応えのある、優れた難易度、ゲームバランス(街の規模、市民の取っつきやすさ、旅人の受け入れ態勢等々)のゲームを実力でクリアしたところに、快感があったのだ。

クリアランクは、バイオハザードで言うと【武器はショットガンまで】の縛りクリアといったところか。一応サウナに泊まったから。
ちなみに【ハンドガンクリア】は野宿、【ナイフクリア】は知り合ったおっさんの家に泊めてもらうというレベル。
さらに、【武器無しクリア】として飲み屋で知り合ったねーちゃんの家に転がり込んで、なんだかムフフなおまけ付きで後腐れ無く翌日旅立っちゃったりする事も、絶対不可能というわけではない。旅は素敵だな~。難易度調整自由自在! …ロートルゲーマーになると100%不可能になるが。

俺的には【ショットガンクリア】辺りが自分に気持ちの良い難易度な訳で、【武器無しクリア】を最低条件として姫路ハザードに挑戦したら、多分難易度の高すぎるクソゲーで終わっていた事だろう。自分の実力に合わせた難易度のゲームを見つける事も重要だ。

もちろん人によっては先に攻略本を読んだり、全武器(金・宿予約)を使って普通にクリアしても達成感を感じるだろう。
それは人それぞれの好みや経験値次第だ(あと銭な)。
だが観光ではなく、町歩きが目的の旅で事前にガイドブックを熟読するのはあまりいただけない。せめて電車の中で読む程度に留めた方が良いのではないか。
謎解きゲームで答えが分かっていたら、誰でもクリアできるただの作業になってしまう。

データが無いと、どいつを倒せば目標に近づけるかも分からないモンスターハンタークラス(海外旅行等)だったら俺もためらわず攻略本使うけど。
たまに身一つでいきなり海外放浪し出す人とかいるもんなー。
かないません。

結局、何一つ姫路について書くことなく終わってしまった。

続く。

流れ旅日記1 組長(おや)殺し旅の途中

火曜日, 8月 21st, 2007

任侠沈没は、今一番熱い漫画だ。
nagaも書いてるけど、俺側からの日記を書く。転載。

1日目
帰省のついでに、家族旅行をする。
箱根の山をいざ越えて、生涯一度の伊勢参りだ。
昔の江戸っ子に敬意を払い、一度くらいは行っておこうかなと。

しかし、泊まるのは鳥羽の答志島。
フグを釣る。
4人で泊まったため、旅行番組のような迫力のある舟盛りが出てくる。でかい鯛に伊勢エビ等。料理はおいしく、ボリュームもあって良かったが、掃除はそれほど行き届いていなかった。
特に便所が臭い。
お盆の割に料金安めだったので、総合的にはかなりリーズナブルな印象。
親連れて行くんだから、もう少し気張っても良かったが、ギリギリで決めたので宿自体が無かった(言い訳)。

答志島自体は結構プライベート感があって、落ち着ける良い漁村だった。

2日目
伊勢へ。
卒倒するくらい暑い。
長い参拝道を歩いていると、たまに気が遠くなる。
さすがに伊勢神宮はでかくて、お店も充実している。
管理が行き届いていて、まっとうな寺社街だった。
お参りを終え、他の家族の皆さんは赤福餅の入ったかき氷を食おうと、冷房の効いていない露天みたいな人口密集店で並びだした。結局氷食べるのに30分以上かかっていたと思う。
俺には耐えられないので、一人で街をほっつき歩く。
たこ棒というたこのぶつ切りの入った薩摩揚げがとてもおいしい。伊勢の地ビールも旨かった。串カツとかも名物らしいので食べる。

それにしても以前から噂には聞いていたが、伊勢うどんというのはホントに酷い。
スーパーのふくろ入りゆでうどんを湯に入れ続けてびろびろにのばし、そこにお湯(ダシではない)で薄めた生醤油をぶっかけたような、もう擁護の仕様のない代物。
伝え聞くとおりの内容だったのでまだショックは少なかったが、覚悟していてもなお凄まじい食品だった。
多分東京人がうどんをあまり好まないのは、お伊勢参りで食べた伊勢うどんの味を伝え聞く文化が江戸時代より脈々と続いてきたからであろう。
そういえば東京の、まずい立ち食いのうどんに良く似ている。
関西の立ち食いうどんは大抵うまい。
…とまあここまでボロクソですが、要するに近来流行りの讃岐うどんの正反対の食べ物なんですね。
大量の作り置きを前提に考え出された食物なのでコシが無く、元々醤油や味噌のたまりで塩味を付けただけなので汁の色が濃く、ダシの風味を重視しない。
日本中で讃岐うどんの最強伝説がここ10年は唱えられ続けているので、日本の大方のうどん価値観が伊勢うどんに不利に働いているのは否めない。

一番スタンダードであろう味を知るために、おかげ横町の大きめの店で1杯食べただけなので、きっと現代風に工夫した、おいしい伊勢うどんも色々あるのでしょう。東京でうまい伊勢うどんがあるようだったら、もう一度食べてみたいとは思います。

その後岐阜まで戻り解散。
俺はそのまま四国へ向かう…つもりだったが、前日からのハードスケジュールが祟り、姫路で体力的に力尽き、途中下車。

俺はこれまで散々無為な、何の生産性も無い旅を日本中で続けてきた。
地物の旨い物を食い酒を飲み、土地それぞれの文化を知るなど、一応のお題目をひねり出す事はできるが、わざわざクソ高いJR代金を払い、無理に捻出する連休を全部潰し、確実に疲労の極地まで消耗する訳で、貧乏旅にはレジャー的な見返りがさほどあるわけではない。

それでも休みのたびにそんな目的の無い旅を続けていたのは、その無為自体に、何らかの可能性・希望を無意識下で感じていたからなのだ。
姫路での1泊は、今までの自分の旅に、ある程度の理由・結論付けをしてあげられた、貴重な一夜だった。

簡単に言うと、縛りプレイのファミコンソフトをずっと続ける快感だ。

続く。

ワンちゃん好きの方再度ご注目!!

火曜日, 8月 21st, 2007

 先日ご報告させて頂いたシスターNのワンちゃん用衣料ブランド

LILO&LULUco.,LTD.のブログができました。

是非 ご覧ください。

http://lilolulu.exblog.jp

高知城

日曜日, 8月 19th, 2007
「功名ヶ辻」の山内一豊が建立したお城です。なかなかカッコいいです。


四万十川

土曜日, 8月 18th, 2007
行ってきました。
一斗俵沈下橋という、四万十川の沈下橋の中では一番古い橋らしいです。
「おお、これぞ四万十川」という感じで素晴らしかったです。
他に泳いでいる人もおらず、おっさん二人でうひゃうひゃいいながら遊びました。


鬼ヶ島

金曜日, 8月 17th, 2007
フェリーに乗って、鬼ヶ島(女木)に行きました。海でバチャバチャと遊び、昼寝をしました。うん、平和だ。
ちょっとした鬼の博物館もあり、面白かったです。
鬼は、人間に降り懸かる厄災を一手に引き受けて、最後に追い払われてくれるので、忌み嫌われながらも、人間に平穏を与えてくれる存在として歓迎されているんだそうです。
いい話だ。