2日目続き
■ゲームと旅の共通点の考察
※以下、前提として名所観光ではなく、町歩きを目的とする旅について書いてあります。
1.TVゲームにおける快感の本質
攻略本を見ながらテレビゲームをプレイすると、詰まる部分もすいすい進めるが、間違いなく記憶に残らない。
さらに、TVと本を見比べながらプレイするのは、実は無駄な時間をかける事とは別のストレスがかかる。
集中力を散漫にし、プレイ自体が『終わらせるための』手段になってしまうのだ。本質的に手段は『目的のための我慢の要素』でしかないので、当然ストレスがたまる。
あくまでゲームの目的は『終わらせる事』ではなく、プレイ中の過程を楽しむ事だ。
表現を変えれば、何かを達成するのではなく『無駄な時間と体力を浪費する事』が、ゲームの楽しみと言える。
ままならない過程を楽しんだ上で、初めてゴールの感動が生まれる。
2.俺の旅の楽しみ方
快適さを、(基本的に無駄な時間と手間がかかる)不自由な環境に求めるのが自分の旅だ。
予約をせずに速やかに宿をとる、飛び込みでうまい店を当てる。そこに快感を感じる。
もちろんガイドブックやネットを参考に旅をする事も出来るが、ガイドブック以上の歓びは見いだせないし、目的地への移動が作業になってしまい、移動自体に快感を感じられなくなってしまう。
これでは物語の先の分かる攻略本付きのゲームをやるのと同じだ。
やはり適度なストレスのかかる試行錯誤を繰り返して本人の力で目標を達成する事で、感動を生む事ができるのだろう。
3.ゲームと旅の共通する快感要素~経験値について
ゲームも旅も、失敗を経験し様々なグロスを取り、経験値を蓄積する事でストレスの量が減り、徐々に同じシステムを容易に解く事ができるようになる。
敵の倒し方然り、ボラれない店の選び方然り。
旅の場合は、実生活に根ざした日常生活で増やす事のできない部分を狙って経験値を積んでいくと、急激な成長が実感できるため楽しい。
ゲームでも、レベルが低い状態で強敵を倒した方が快感が強いでしょ?
ただし経験値の足りない点に関しては、かかるストレスを軽減するために攻略本(ガイドブック)を利用するのも有効だろう。楽しむためには自分に合ったゲームバランスを保つ事が必要だ。
4.実践編~実際のゲームに当てはめて旅を考える
俺は姫路の1泊で、あるレベルのゲームを攻略本を一切利用する事なく、完全にクリアした。
もちろん適当に駅をおりて、何も考えずにのんびりと旅が進む事もあるわけで、決して姫路の一泊が楽々と、すいすい進んだというわけではない。
それではただのヌルゲーだ。
むしろバイオハザード程度にやり応えのある、優れた難易度、ゲームバランス(街の規模、市民の取っつきやすさ、旅人の受け入れ態勢等々)のゲームを実力でクリアしたところに、快感があったのだ。
クリアランクは、バイオハザードで言うと【武器はショットガンまで】の縛りクリアといったところか。一応サウナに泊まったから。
ちなみに【ハンドガンクリア】は野宿、【ナイフクリア】は知り合ったおっさんの家に泊めてもらうというレベル。
さらに、【武器無しクリア】として飲み屋で知り合ったねーちゃんの家に転がり込んで、なんだかムフフなおまけ付きで後腐れ無く翌日旅立っちゃったりする事も、絶対不可能というわけではない。旅は素敵だな~。難易度調整自由自在! …ロートルゲーマーになると100%不可能になるが。
俺的には【ショットガンクリア】辺りが自分に気持ちの良い難易度な訳で、【武器無しクリア】を最低条件として姫路ハザードに挑戦したら、多分難易度の高すぎるクソゲーで終わっていた事だろう。自分の実力に合わせた難易度のゲームを見つける事も重要だ。
もちろん人によっては先に攻略本を読んだり、全武器(金・宿予約)を使って普通にクリアしても達成感を感じるだろう。
それは人それぞれの好みや経験値次第だ(あと銭な)。
だが観光ではなく、町歩きが目的の旅で事前にガイドブックを熟読するのはあまりいただけない。せめて電車の中で読む程度に留めた方が良いのではないか。
謎解きゲームで答えが分かっていたら、誰でもクリアできるただの作業になってしまう。
データが無いと、どいつを倒せば目標に近づけるかも分からないモンスターハンタークラス(海外旅行等)だったら俺もためらわず攻略本使うけど。
たまに身一つでいきなり海外放浪し出す人とかいるもんなー。
かないません。
結局、何一つ姫路について書くことなく終わってしまった。
続く。