七元結文

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立川談春“20年目の収穫祭”

以前初めて寄席にいったことを書きましたが、実は地味に落語好きが続いていまして、
TSUTAYAでCDを借りてきては色々聴いています。

↑このCDの中の「七元結文」という一席がすばらしかったのでご紹介です。
人情噺というやつで、笑いもありながら江戸っ子の人情を描いたお噺なのですが、
聴いていてちょっと涙が出ちゃいました。

以下は落語について思ったこと記録です


なんかあの、1つのフィールドに興味をもって、改めてそのフィールドを眺めると、
そこにはすでに壮大な歴史と数々の名人や名作があることにビックリするような
ことって、たまにありますよね。僕は今、落語についてそんな感じです。
特に落語は、人(落語家)と、噺、というわかりやすい単位で整理できるから、
一度興味を持つと、どんどん掘っていきたくなる感じがします。

「人」でいうと、古今亭志ん生、桂文楽、三笑亭可楽など、落語CDの通信販売のチラシに
載っていて、文字だけは見たことがあるような歴代の名人たちから、子供のころ永谷園の
CMで見ていた柳家小さん、 錦松梅のCMで見ていた古今亭志ん朝など、これまでは
ほとんど「落語家の人」という記号としてしか認識していなかった人々が、自分の中で
一気に変わるわけです。
単に自分が知らなかっただけなんだけど、これまで自分にとって記号でしかなかったもの
たちにいきなり血肉が通って、1つ1つが異なる、卓越した個性として躍動しはじめる
感じは、とてもわくわくします。もうTSUTAYAの棚の中には伝説の超人達がずらりと並んで
いるわけです。
一方でテレビでも見る立川談志、柳家小三治、立川談春、立川志の輔など、現役の人々の
落語を聴くのもかなり楽しいです。素人の僕には、今の人たちの落語の方がずっと理解し
やすいです。聞きながらゲラゲラ笑っちゃいます。

あと「噺」の観点からいうと、古典落語は昔の人が作ったお話で、落語界全体で共有されて
いるものなので、何をやっても自由なんですね(たぶん)。現役の落語家の人たちが自分の
オリジナルの噺を披露することも多くあるみたいですが、僕がCDで聞いているのは、恐らく
全部古典落語なのだと思います。
そうすると当然、同じ噺を別々の落語家で聞くこともあるわけで、これがまた面白いです。
思いのほか噺家によって作品の面白さや印象が変わるもので、いくつか「これは好きだな」
と思う噺ができてくると、「この噺をあの人が話すとどうなるだろう、そんなCDないかな」と、
掛け合わせをしたくなります。

本当にとりとめもなく自分の趣味話を書いちゃいましたが、要は研ぎ澄まされた個性に
出会えることと、掛け合わせの楽しさにはまっているみたいです。楽しいです。

2 Responses to 七元結文

  1. shimada より:

    なんかいいのがあったらまた行きたいね

  2. nagashima より:

    今度は寄席ではなく、ホール落語にいってみたいな。独演会とか。
    ぜひ年末行きましょう。

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