サッド ヴァケイション

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サッド ヴァケイション

皆さんは観ました?
遅まきながらDVDで観ました。
『Helpless』『EUREKA』に続く青山真治監督“北九州サーガ”の第三作です。

例によって感想を、と思ったのですが、ちょっとすぐにはこの映画を解釈・判断できそうに
ないので、まとまったら詳しく書こうと思います。
ただ観ている間はかなり映画の中に引き込まれました。相変わらず絵がすばらしいです。
まずオープニングからいい。

解釈なしにただ観終わって思ったことを書きますと、10代後半のころに
人生というのは、日常の繰り返し、積み重ねである一方で、驚くほどノールールで
カオスなものなのだ、ということに思い当たり、かなりビビッた記憶があるのだけど、
その、生な人生の感じがこの映画にはよく出ていたように感じました。

「生な人生の感じ」というのは、例えば、小学校の担任の先生が離婚して今は
宝石商やっている、とか、あいつん家は家が事業で成功して金がうなっているけど
両親が両方とも浮気して家庭がぐちゃぐちゃだ、とか、同級生の○○さんがAVに出いているのを
観た、とか、そんな話を聞いたときに感じるあの感じです。(伝わってるか不安ですが)

登場人物たちは、各々にとってのそんな生なシチュエーションに対してそれぞれの行動をとって
いくのだけど、そこに何が込められているのかは、もう一回ぐらい観て考えようと思います。
ごめんなさい。

予断ですが、公式サイトにあるスライドショーの写真がいい感じです。

2 Responses to サッド ヴァケイション

  1. より:

    「生な人生の感じ」ね。
    できればそんなもんなしに生きていきたいと思ってるけどでも昨今やたら張り付いてくるなあ。

    冒頭のJohnny Thundersの曲が
    よかった。

  2. nagashima より:

    監督によると、この映画は「中上健次の『枯木灘』を裏返した世界を描こうという大前提」があったとのことです。
    http://eiga.com/special/show/1294_1

    確かにそんな感じがします。

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