コインロッカー・ベイビーズ

実は初めて読みました。
「半島を出よ」を読み終えて、勢いあまって読んでしまった。
サイトで検索してみると、この小説に強い思い入れを持っている人は多いみたいですね。

僕が思ったこと。

「僕はずっと必要とされなかった、だから、他人を必要としない人間になろうと思ったんだ、でもね(中略)必要とされてる人間なんてどこにもいないんだよ、全部の人間は不必要なんだ、それがあんまり寂しかったから僕は病気になったんだ」

「自分の欲しいものがわかってない奴は石になればいいんだ。だって欲しいものが何かわかってない奴は、欲しいものを手に入れることができないだろう?」

人は基本的に世界に「必要」とされていない。それは産まれた直後にコインロッカーに捨てられた2人の主人公も、その他の人間も同じことだ。つまり人は目的無く産まれ、目的無く生きる。
しかし自分の欲しいものがわかっていない奴は石と変わらない。
だから人は、目的や夢をもって生きる。しかしそれは根源的に不必要なものだ。
つまり人は、「自分の欲しいもの」を手に入れるために、自らの意志を施行して、生きたいように生きている。勝手に。そこには苦労も努力もない。それは自分が欲することなのだから。

そう思ったら、とてもカラッとした気持ちになれました。

4 Responses to コインロッカー・ベイビーズ

  1. gel より:

    「5分後の世界」もおもろいよ。

  2. soyokaze より:

    実はコインロッカー買うときにいっしょに買ったよ。マイ龍ブームはしばらく続きそうだ。

  3. gel より:

    いいね。私も一時は読み漁りましたわ。
    「半島を出よ」はまだ読んでないけどね。

  4. AKT より:

    『コインロッカー・ベイビーズ』、アメリカで映画化なんてウワサ。
    俺もこの小説おもしろかったから、向こうで実写化ってのはどうも・・・な感じ。
    龍さんだと『イン・ザ・ミソスープ』もおもしろかった。
    ヒデとの対論なんかもおもしろいよ。

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